グラミー賞

Nov 23, 2023

写真: ジョン・スワネル

インタビュー

デュラン・デュランのベーシスト、ジョン・テイラーとドラマーのロジャー・テイラーが、キャリアをまたいだインタビューの中で、生き残っている文化的変化とバンドのディスコグラフィーの幅広さについて語ります。

Living Legends は、今なお勢いを保っている音楽のアイコンにスポットライトを当てるシリーズです。 今週、GRAMMY.com はデュラン・デュランのメンバーにインタビューしました。 バンドは現在ナイル・ロジャースとツアー中です。

1980 年代最大のバンドの 1 つであるデュラン デュランは、その 10 年代の熱狂的なポップ精神を捉え、そのファッション センスの多くに影響を与えました。 40 年経った今でも、このグループは愛されるヒット曲、強力なライブ ショー、そしてノスタルジックとコンテンポラリーの独特の組み合わせのおかげで、人気を保っています。

当初はその美貌、スタイリッシュなドレス、セクシーなビデオから十代のバンドとみなされていたこの英国のポップロック クインテットは、80 年代のタイムカプセルをはるかに超えた存在であることが判明しましたが、当時の彼らの作品は今でも受け継がれています。

デュラン・デュランの最初の 3 枚のスタジオ アルバムとライブ リリースの『アリーナ』は、80 年代初頭に大ヒットしました。 彼らの大ヒット曲「Hungry Like The Wolf」は、1984 年にグラミー賞で最優秀ビデオ アルバムと最優秀ビデオ、ショート フォームの 2 部門を受賞しました。 1985年、彼らは一時的にアルカディアとパワー・ステーションという2つの人気サイド・プロジェクトに分かれ、同時にデュラン・デュランとして2枚目のNo.1ヒット曲（ジェームズ・ボンド映画『ビュー・トゥ・ア・キル』のテーマ曲）をリリースした。

ラインナップの大変動が続いた。 彼らの大成功に圧倒されて、ドラマーのロジャー・テイラーは1986年にバンドと音楽業界を離れました。ギタリストのアンディ・テイラーはアーティスト兼プロデューサーとしてロックをベースにしたソロのキャリアを続けました。 フロントマンのサイモン・ルボン、キーボード奏者のニック・ローズ、ベーシストのジョン・テイラーは引き続き活動を続け、1988年にはギタリストのウォーレン・ククルロをバンドに迎え入れた。

憂鬱なヒット曲「オーディナリー・ワールド」と「カム・アンダン」に後押しされ、デュラン・デュランのセルフタイトルの1993年のリリース（別名「ザ・ウェディング・アルバム」）はプラチナ・ステータスを獲得した。 ジョン・テイラーは1997年に2枚のアルバムのために脱退したが、クラシックのラインナップが再集結し、2004年にカムバック・アルバム『アストロノート』で成功を収めた。アンディは2007年のポピー・レッド・カーペット・マサカー（ジャスティン・ティンバーレイクとティンバランドの出演）を前に再び脱退し、現在のギタリストとなった。ドム・ブラウンが彼らの仲間入りを果たした。

それ以来、デュラン・デュランはさらに 3 枚のアルバム (売上トップ 10 を記録した『Paper Gods』を含む) をリリースし、キーザ、ジャネール・モネイ、ジョン・フルシアンテとコラボレーションし、ロックの殿堂入りを果たしました。

デュラン・デュランは現在、ナイル・ロジャースとシックとともにツアーを行っているが、これは偶然のことであり、シックとデュラン・デュランのメンバーは80年代に親しい友人であり、協力者でもあった。 デュランの最新アルバム、2021年の『フューチャー・パスト』は、彼らのクラシックなサウンドの要素と、ブラーのグラハム・コクソン、プロデューサー兼作曲家のジョルジオ・モロダーによる現代的な影響、そしてグラミー賞にノミネートされたスウェーデンの歌手トーヴェ・ローとジャンルを超えた日本のバンド、チャイによる注目すべきゲスト出演を組み合わせたものとなっている。

ベーシストのジョン・テイラーとドラマーのロジャー・テイラーが、バンドの歴史とバンドの魅力についてGRAMMY.comに語った。 これらのインタビューが行われた後、ギタリストのアンディ・テイラーは33年ぶりのソロ・アルバム『マンズ・ア・ウルフ・トゥ・マン』を発表した。 テイラーはステージ4の前立腺がんと数年闘っており、8月19日に行われるデュラン・デュランの現在行われている全米ツアーの初公演で募金を集める予定だ。

今回のツアーではデビュー作から不気味な「Night Boat」を演奏してきましたね。 この曲はバーミンガムのラムランナークラブ時代に遡ります。

ロジャー・テイラー： 20歳の若者にとっては、かなり奥深くて壮大な音楽ですよね？ アレンジがとても奇抜だったので、もう一度演奏し始めたときはとても感銘を受けました。 それはよくある3、4分のポップソングではありません。

必要なのは今だけ 2010年の『from 2010』は、2000年代のアルバムの中で最も80年代っぽいと思われます。 しかし、「The Man Who Stole A Leopard」のような曲は、当時のデュラン・デュランからは聞けなかったでしょう。