
三井化学と旭化成、スパンボンド不織布事業を統合することで合意
2023 年 2 月 9 日 | メアリー・ベイリー著
三井化学(東京)は、旭化成(東京)と両社の不織布事業について共同新設分割を行い、2023年10月2日を予定し統合新会社を設立する。両社は、日本とタイで両社が営む不織布関連製品の製造・開発・販売事業を引き継ぐことを目的とした経営統合契約に合意した。 この共同新設分割により、日本およびタイにおける競争法およびその他の関連法令に基づき必要とされるすべての許認可の取得を待って、統合新会社の設立が可能となります。
スパンボンド不織布製品は、おむつやマスクなどの衛生用品、自動車内装、建築、フィルターなどの産業用、カイロやティーバッグなどの民生用の素材として、さまざまな分野で幅広く使用されています。 不織布を使用したフィルターシステムも含まれます。
本契約には、旭化成が保有する連結子会社Asahi Kasei Spunbond (Thailand) Co., Ltd.の全株式が含まれます。 滋賀県守山市にあるスパンボンド工場(守山スパンボンド工場)の製造事業を除く。 三井化学との最終契約では、守山スパンボンド工場の製造業務を、ITシステム導入等の必要な準備が完了した上で、吸収分割により新合弁会社に承継することとしております。

